学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

パソコン持って行っても意味なかったじゃんか!

他館の事務室で連携に関しての打ち合わせ。

博物館と地方再生: 市民・自治体・企業・地域との連携

博物館と地方再生: 市民・自治体・企業・地域との連携

 

まあよくある博物館同士の、っていうやつ。ただ、所管している部署が違ったり、性格自体が異なる場合もあるから、簡単に連携しましょう!そうしましょう!で話が進むことはほとんどと言っていいほどない。問題となるのはだいたいお金の出所と分担、そしてそもそも「何をするか」という大事な話。これはどこの職場、博物館業界以外でも同じだと思う。

そのためにちまちました打合せを繰り返したり、関係方面に頭下げに行ったり話を通しに行ったりするわけで。そこで必要となるのがやはり記録用の機材とパソコン。

でも…

打ち合わせの記録用としてMacBook Airをカバンに入れて持って行ったんだけど、結局出さなかったというね、悲しいことが起こりました。出すタイミングがなかったんです…たまにあるでしょ、ついたらすぐに打合せ始めるとかいうの。それがまさに起きてしまって、カバンを開ける前に始まって、メモ帳というか手帳を取り出すので精一杯。Mac、そのままに…

ああ。

なんでや!重いもの運んで疲れただけじゃないか!しっかりしろ自分!って言い聞かせたときにはすでに遅し。打合せあっという間に中盤で大事な話がどんどん出てきてメモでいっぱいいっぱい。どうしてこうなった…打合せ後に議事録作るんだけど、もうメモ帳を必死で読みながら書き出して作成。

ただ、できた議事録を先方に送ったら特に問題もなかったようなのでメモ帳でも何とかなったもよう。手間が増えるくらい。こうなるんだったら、やはりメモ用に手書き入力できるiPadとかそういうのがあった方が便利かなあなんて思ったりもするわけで。

gakuge-i.hatenablog.com

会議とか打合せの記録、もうちょっと簡素に作れるシステムをいい加減自分の中に構築しないとダメだな、重いもの持ち運ぶだけで体力失う損しかないな…と思った次第。考えなきゃなーいろいろ。