学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

ミニ展示を探して

こないだ、「小規模展示を考える」と題してあれやこれや書いたけど、アレの延長線上で「ちょっとしたトピック展示」を勉強している。いろいろな館の「展示室に入らないけどなんかこうロビーとかでちょっとした導入のように展示している」みたいな感じのやつ。

gakuge-i.hatenablog.com

あれって案外面白いんじゃないだろうか。みたいな。

例えば、作品3点だけで作る「超コンパクト展示」とか。何が表現できるだろうか、そしてどんなものができあがるだろうか。机上で計画立てるのが楽しいけど、それを実際に行っているところってあるのだろうか、その傾向は…そんなことを考えていたらこれは本格的に調べて考えてみようか、なんてところがスタートでした。

で、今そういうミニ展示をやってるところを探そうかなと動いているわけ。

動いているけど何もできていないというね。リスト作りくらいやっていこうかなとは思うんだけど、ホームページとかその辺から分かるかどうか…たぶん分かんないだろうな。

ミニ展示が面白いところは、そのまままとめてキットにしてあちこちで展示できる可能性があるという点。トランクひとつだけで浪漫飛行へ以下略、じゃないけど、そういうこともできるんじゃないか。作品の保存とかはひとまず置いといて。

おそらく手垢が付いた方法だとは思うけどね。

ただ、これをもっと掘り下げて、収蔵庫で普段眠っている作品とか資料をたまーに出してあげられるんじゃないかなー、なんてことを思うわけで。

連休中にちょこちょこ情報収集してみようと思います。やってみよう。