学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

古巣の現在の状況を知る

たまたま以前勤めていたところの人と会うことが会って、互いの近況とか現在の職場の状況とか聞いたんだけど、まあわたしがいたときより大きく変わったよなあっていう印象しかなかった。

いや、わたしがいたときのままとかだったら、それはそれでかなり嫌なのだが。

相変わらずのところと、そうでないところと、新しく変わったところと、いくつかかいつまんで話してもらったが、わたしいたときより「平和」になっていたのが正直うらやましいと思った。だからといって戻る、という選択肢は無い。収入の面もそうだし、すでに新しくできた対人関係の中に割って入るようなことはしたくない。というかできない(当然だが)。

なので、いろいろ思うことはあるけど「そうなんだあ」程度で留めておく。

ただ、バチバチなとことが相変わらずバチバチらしくて「それは…それはもうどうにもならないな…」としか言いようが無かった。わたしがいたときからバチバチがあったんだけど、それが今もあるという話でちょっと驚く。驚くがまあそういうもんだよね。組織とはいえ、最終的には人対人だし。大丈夫かなあという感想はあるけど、離れてしまった自分としてはそれくらいしかできない。

何というか、そうやって変わっていくんだな。複数年いるのも大事だけど、「水が腐る」前に移動できて自分も良かったし職場も良かったんじゃ無いかなと。

今はそういうことだけ思っておく。