学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

混乱をお招きして

今すぐ使えるかんたん文庫 ビジネスメール 気持ちが伝わる! 例文辞典

諸般の事情でちょっと行き違いのことが起きてしまったのでメール。「この度は私の説明の至らなさが発端となり、混乱をお招きして…」みたいなことを書いて送信した。2回くらい見直したから大丈夫だろう。

…?

送信して、ちょっと落ち着いてから文面を見直す。

「…混乱をお招きして…」んんん??これは、これはやばいぞ。

なんで混乱を「ああ!どうぞどうぞ!ようこそいらっしゃいました!」ってお招きしなきゃならんのだ。

なんだよ混乱を「お招きする」って!なんだよこれ。

ああ…丁寧語も敬語もわけわかんない感じになってるぞ。だいぶ疲れてるというか、脳がやられているぞ…そうだなあ、確かに休憩とかせずに働いてたし、何なら慌ててメール打ったていうのもあるのかな。いやあもう、恥ずかしいったらありゃしない。

先方からも何も返ってこないし、向こうで笑われているんかな。そう考えたらだんだん気が重くなってきた。「いやちゃうんすよ、あれはつい勢いで打ってしまって」という訂正メールを打つべきか否か。打ったら打ったでまたボロが出そうだし、打たなかったら打たなかったで「常識ないやつだ」と思われていそうだし。

ああ、こういうのどうしたらいいんだ。

なんていうか、仕事の内容と別問題が起きまくりで凹むわー。

とりあえず、先方の動きを待とう。

…これ、買っておくべきかなあ…