学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

ぶらぶら美術・博物館が最終回を迎えるらしい

ぶらぶら美術・博物館が最終回を迎えるらしい。マジか。

【最終回】ぶらぶら美術・博物館 13年半続いた名物番組が〝閉幕〟 最後は国立西洋美術館の豪華な常設展を紹介 BS日テレで9月27日夜に放送 – 美術展ナビ

13年半も続いた番組だったのか。結構な長寿番組で面白く見ていた。

とはいいながら、実際にじっくり見るようになったのはここ最近、そうだなあ3年くらいかもしれない。何にでも応える五郎さんとおぎやはぎのやり取りが面白かった。五郎さんが学芸員の解説を食ってる場面もたくさんあって、「もう彼がいればいいんじゃね…」という表情になっていく学芸員もいたりして、いたたまれない気持ちになってしまったこともある。もうちょっとほら…学芸員にも花を持たせて…ほら…とか内心思っちゃったり。

まあでも、その解説で端的に内容を掴むことはできたし。やっぱりこのくらい軽く解説できた方が、聞く側もちゃんと聞けるんだろうなと。解説の姿勢とかそういう部分に関しても勉強できたような気がする。

後継の番組はあるんだろうか。あったとしても、これまでのとは違うんだろう。ちょっと緩めの、あの空気が好きだっただけに、後継番組が固い空気だったらちょっと嫌だな。