学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

学芸員あるある その1

ただいま収蔵品整理中! 学芸員さんの細かすぎる日常

わたし含めて身近な学芸員がどんな感じなのかをあげてみる

・服装に無頓着な人が多い(ただし美術系は除く)

・作業着が普通の人が多い(ただし美術系は除く)

・野暮ったい格好する人がいる(ただし美術系は除く)

 

・美術系とそれ以外で何かしら越えられない壁のようなものがあるのをうすうす感じる

 

・いつ寝てるかわからない人が多い

・「にゅにゅうこうがー」と口癖のように言う時期がある

・カタログ:×、図録:、というこだわりの人がいる

 

・給与が安い

・そのくせ酒飲みすぎ

・めっちゃ食べる人多い

・その割に痩せ型の人多い

・飲み会好きの人が多い

学芸員が集まると博物館のことが酒の肴になる

3040代でも午前3時くらいまで普通に飲み会する

・酒が強くて議論の内容を覚えてる

 

・月曜日が休みになるのが不満

・なぜって、他の博物館を見に行けないから

・なんで月曜日休館なんだようという理不尽な怒りを抱く

・博物館勤めなのに博物館に行きたいとか言い出す

・「ここじゃなくて、よその博物館の展示を見たいの!」「アッハイ」でもその気持ちよく分かるー

 

10センチといわないで100ミリという

・なぜかミリ単位で話す

・というか単位すら言わないで話す

・「あの棚の高さ1800なんだよなあ」「は?」ついつい言っちゃう

・メートル単位で数値を言われると頭が混乱しかける

・脳内でメートルをミリに換算するのに必死

・「1.5メートルです」といわれるよりも「1500です」といわれると納得する

・というかもうそれじゃないとわからないわ

 

・机が汚い

・本人が席にいない

・本人の机あるのに別の席で作業してる

・気づいたら長机の一部で陣取っている

・汚いのは捨てられないから

・なんかよく分からないものまで集めてる

・家(自分の部屋)も同じように汚い人が多い

地震が来たら間違いなく崩れる

・というか埋まる、本棚の下敷きになる可能性大

・死を覚悟する

・それでも収集癖は治まらない

 

また思いついたら続きを書くかも。