学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

小規模展示 を考える

例えば独立展示ケース5個だけ、空間としても2畳程度のほんとにちょっとした空間があったとして、展覧会と展覧会の合間の日程にちょっとした展示を作るってのは面白いかもしれない。とか考えていて、超が付くミニ展示のアイデアを探している。収蔵庫の片付けとあわせて、あまり外に出たことがない子たちを出してあげようかなとか、何と関連付けて展示しようかとか、そういうことを考えながら収蔵品を見ていると、割と今まで考えたことがないようなアイデアも出てきて自分でも面白い。

「2畳の大宇宙シリーズ」とか、そういうの付けてシリーズ化してみるといいかもしれない。

…なんだよ大宇宙って。

コンパクトな空間を活かすから、考え方的には移動ミュージアムみたいなものだろうか。あれのもっと点数を減らしたミニコーナー的な扱いで。ミニだけど何かしらこう、端的に何かを伝えるようなそんな内容。

以前勤めていたところとかで、似たような展示をしてきた経験が今になって役立ちそうでちょっと嬉しい。嬉しいし、以前と変わらない感じだとそれはそれで面白くないよなあと思うし、なんかこう、うまいことできないもんかな。

他のところはどういうミニ展示しているだろうか。

これもまた調査に行ってヒントをもらわなきゃ。