学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

論文が書けない

いやーまさかマジでこうなるとは思わなかった。

論文が書けないのだ。

一応悩んでいるんだが、この書き方だと悩んでるふうに見えないな。ともかく、書くに書けない状態でちょっちもがいている。なんか机に向かうことが出来にくい生活状況だし、そもそも調査とかそういうのに行ってないのでデータがない。必要な書籍類もあまり揃っていない状態なのだ。

これはもう、廃業のひとつふたつ手前に来ているのでは。

それだけは…それだけは避けねばならぬ…明日のおまんまが食えなくなるのは辛い。回避しなければと思うのだが、これが不思議なもので、やればやるほどプラスに働かずマイナスの方向に影響が出ている。環境のせいなのか、それとも別の要因なのか。一番は論文を書く行為に家族の理解を得られていない点だろう。仕事以外で時間があるのは夕食後くらいなのだが、夕食後はテレビタイムが強制的に始まるから何も出来ない。別の部屋に行こうものなら「寂しいから行くな」とかいう感じでついてくるから集中して作業できない。なんだろうなあ、そういうのがなんとかならない限り書くものも、もちろん調査に行くこともできない。

本すら自宅で読めないもん。

あー考えただけで気が重くなってきた。

何かしら成果を出さないとマズいんだよな…それが分かってもらえないからな…どうしたもんかな…でも書かなきゃ始まらないしな…

四の五の言ってないで通勤時間とかにできる方法を考えよう。

やっぱりiPad mini買うべきか。