学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

今ってテープ起こしがかなり楽になってるんだね…

タイトルのママ。

人力でテープ起こしをしていた人間としては、なんかもう未来だなあという感想しか無い。というか、未来だわ。

support.microsoft.com

Word(MS365)に搭載されているらしい。そんなの知らなかった。

ただしWindows版に限る、てのがどうもあれだけど、いずれMacの方にもやってくるでしょう。やってきて。というかつけて。

音声ファイルをアップロードすればほぼ自動で文字起こししてくれるのはありがたい。民俗学とかやっていたのであのインタビューを起こす作業ってのがどうもしんどいしめっちゃ疲れるし、で。その苦しさから解放されるのは大きな前進かもしれない。

もっとも、当然ながら完璧ではないのは知っているので、できあがったモノを見返して修正とかは必要だろう。話言葉を読み言葉というか、文章として読めるようにするにはもう一手間掛かる。これもなかなか大変だが、もしかするとこれもAIに「読めるように校正して」と投げると綺麗にしてくれるのかもしれない。

となると、ますます楽だなあ(無論、チェックは必要だけど)。空いた時間で考察まとめたり、ほかの情報を整理できる。いやはや良い時代になった。

???「機械が文字起こしした文章は心がこもってないからダメ!!」

…いやまさか、そんな批判とか無いよな…?

まあいいや。とにかくやってみよう。