学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

担当者不在につき

本来はチラシの配架とかポスター掲示とかいう広報関係は事務の担当者にお願いしてやってもらってるんだけど(そういう分担にしている)、今日はその担当者がお休みということで、急遽代わりにポスター貼ったりチラシの配架したり、貼り出されている過去のポスター類を片付けたりと、ちょっとバタバタしていた。

なんか懐かしいなあこの感じ。初めて務めたところも人が少なくてあれこれ自分たちでやるしかなかったっけ。

基本的に人手が足りないので、できることは自分でもやる、みたいな精神はそこで培われたといっても過言では無い。というか、「無ければ作る」の精神が正しいか。いろんなものが無いところだったので、「じゃあ作るか」みたいな感じで工作してたなーいろいろ。キャプション台が無ければ100均でCDケース買ってきてそれをキャプション台にするとか、そういう地道な工夫してた。

小さいところだったからある意味機動力が軽くて簡単にできたし、身の回りの道具を使ってあれこれするのが楽しかった。何かそういうのを思い出しちゃったな。

この「小さいところだからできること」はまた別の機会でも書いてみよう。

とはいえ、担当者が不在だといろいろと不便だ。

問合せへの対応とか、そういうのを引き継いでない部分もあったりで何が何だか、という感じ。

こっちもこっちでお願いしていたことがどこまで進めてもらっていたか分からないし、とりあえずはいったん手を止めて、その人の次の出勤日を待つことにした。今の勤め先も小さいところなんだけど、うまい具合に報連相が回ってないような気がしている。これはもう仕方ない部分も多いんだけど、ちょっとうまく回していかないと大変だわ。

 

というわけで、昨日の疲れも取れてないのに今日は半日ほど走り回ったので妙に疲れてしまった。

イヤだなあ、温泉とかでノンビリしたいわあ。