学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

セカンドハウス欲しい(定期つぶやき)

男の隠れ家 2023年 5月号 [雑誌]

セカンドハウスが欲しい。

なんせ職場から自宅まで2時間かかる。早朝からの仕事だと朝何時に起きれば良いんだよ、って愚痴りたくなるくらい結構大変。職場近くに最初から家を借りておけば良かったが、それはそれで家賃がそれなりにするので大変である。今ですら大変だが、しかし「それなりに広い部屋」を借りれているのでいいだろう。同じ額で職場近くは2DKとかそのくらいしか借りられないらしい。

もっとも、自室あるけど全然使えてないので、2DKにしても良かったんじゃ無いかとは一瞬だけ思うよね。本をどこに置くかとか、Zoom会議をどこでするかとか、そういう問題はあるけど、今のように部屋はあるけどそこに行けないっていう状態であれば、2DKにして家賃抑えた方が良かったんじゃないかと思う。

…まあもう無理な話だけど。

ただ、転職して半年経って分かったんだけど、職場と自宅の往復が結構しんどい。通勤だけで疲労が溜まる。満員電車にはどうにか慣れたけど、それでも大変なことに変わりは無い。

なので、また、つまり、職場近くに単身で居住できるスペースが、セカンドハウスが欲しいなと。定期的に思う。単身であればだいたい3万円程度あれば小さい部屋が借りられるのでは?探せばもっと安いか。あとは水道代と電気代くらい。それに、毎日そこで生活するわけではないので、基本料金にちょっとだけ上乗せ程度で済むのでは?とか何とか、妄想しちゃうよね。

そももそも稼ぎ自体がそんなにあるわけじゃ無いのに。

それでも。それでもセカンドハウス的なところに入ることができればなあ。集中して論文の執筆とかできるはず。作業とかできるはず。遊びができるはず。今は家族にいろいろ引っ張られすぎてるのかもしれない。

そうか、投資だ。投資で資金を作ってそれでセカンドハウスに住めば良いのだ…!!

…そもそも投資に回す資金をどうやって作るのかっていう話だが。「おつり投資アプリ」やったことあるけど、結局自分の使えていたお金が投資の口座に引き落とされるだけなので、実生活で使える分が減ってしまったから途中で止めてしまった。もう一度取り組むべきだろうか。

そんなことを妄想しながら今日も満員の電車で帰路につく。本を広げたくても広げられないし、先に眠気の方が来る。時間がもうちょっとうまく使えたらいいのにな。

そんな後悔みたいなものを抱きながら揺られて帰った。