学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

金は天下のなんとやら

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缶コーヒーなんか飲むの大問題なのはわかってるけれど…

 

カメラのためにお金を貯めようと画策しているものの、なかなか貯まることなくむしろ流れ出て行ってしまう一方なので非常に苦労している

そもそも給料が安いのが問題。

安いといっても、今の環境はまだましなほうだし、何より棒についたナスが1年に2回出るのはすごくうれしい。2回2か月分なのはもうちょっと何とかならないかな、と思ったりもする。

文化的な施設は「やりがい搾取」の筆頭と言ってもいいかもしれない。しかも官製主導でそういうことをするから困る。昔いたところなんかは係長級が正規職員であとはみんな非常勤もしくは臨時の職員扱いで給与面・待遇面で天と地の差があった。その割に要求されることは正規職員並みのことだから、真面目にやればやるほどバカを見る。しかし雇われている以上やらなければならないわけで…。

待遇の面をぼやいても仕方ないからあとは生活防衛というか、ちょこちょことお金を積み立てていく方法を模索するしかない。お小遣いのうち3000円を積立貯金に回すとか、そういうの。妻にお菓子とかジュースとか喫茶店でコーヒー飲んだ時の支払いとかそういうのをこちらのお小遣いから出してるから、気づいたらすぐになくなってしまう。そういうときのために別立てで振り分けてるはずなのにな…そういうところから財布閉めていかないとお金貯まらないわな。ちょこちょこと出ていく部分をふさいでいかないと…。

まずは頑張って10万円を貯めるところから始めたいと思う。できるように頑張る。しばらく本は買うの控えようかな。学芸員の生命線、だけどね。