学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

映像の勉強をしたいと思う今日この頃

仕事でも動画編集するようになって、ああもっと勉強しないとダメだなとすごく反省中。

カット割りとかそういうのもだけど、何をどうしたらいいのかという最低限度の考え方もよく分かってない。ただ漫然と「撮影しました」的映像ソースになっているので、その後の編集に非常に苦労する。

まさに「あのときああしていれば」という後悔だ。特に祭礼調査の記録とか、抑えておくべきポイントを事前に把握しておかないと撮れずに終わってしまうことも多い。

編集力も大事で、どのカットをどこに用いるのかとか、場面と場面の繋ぎをどうするかとか。そういう部分全くダメでわかんない。

思えば小学6年の時に学校のグループワークっていうの?そういうやつで作った映像も非常に悲惨だったな。いろんな意味で。

恐怖動画を作ろう、みたいなことをわたしたちのグループでやったんだよ。「理科室の骸骨模型が勝手に動いた瞬間を撮影!」という、まあ小学生が考える恐怖の動画といったらこの程度の代物だ。撮影係はわたし、他のグループメンバー3人が驚く人とか骨を動かす人という具合に決めたんだけど、当日は行き当たりばったりな進行になった上に、オフショットまで偶然撮影してしまった。骨を運んだり「早く!早く!」といいながら次の場所に移動する驚く人役の子とか、そういう見せちゃいけない部分まで撮っちゃった。

それらは編集の際にカットすればいいのに、担任がそのオフショット部分までそのままで繋いでしまったためにすこぶるおかしな映像ができあがってしまった、というわけだ。学級内での映写会ではクラス全員から失笑を買うし、グループ内の雰囲気最悪になるし、という散々な思い出がある。あれダビングして児童一人ひとりに持たせてた気がするけど、今実家にあるだろうか…もうVHSの再生機無いだろうし、ビデオテープも引越の際に全部捨てたとか言ってたから望は薄いな。

そのころから成長していない。こりゃ勉強する必要ありまくりだな。写真に比べて動画関係って意外とノウハウの書籍とかそういうの見かけない気がする。やっぱり難しいのかな。映画を撮るわけじゃないけど、映像撮影の基礎基本と編集作業の基礎基本を勉強したいなあ。

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック)

 

…御大も映像の人だよなそういえば。これ理論というかそういう方面なのかな。今度読んでみるか。