学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

「行くとこなかったらウチに来るといい」はあてになるのか問題

先日企画業者と打合せをしていたら、その専務クラスの方に「あと何年おられるん?」と聞かれた。

5年間のうちの…3年目半分終わったくらいですね」

「終わった後どうすんの?」

「いやーまだうまいぐあいに決まって無くてこないだ試験落ちましたし」

※下記記事参照

gakuge-i.hatenablog.com

 

「ほーんじゃあどこもなかったらウチに来るか?先生」

「あっ、はぁ、まぁ

とかいう流れだったように思う。

行くところなかったら来るといい、といわれるとすごくうれしい反面、果たしてその口約束はどこまでいけるのか。

ほんとにポジション開けてるんだろうかそれに肝心のお給料いくらか問題がクリアされていない。今勤めてるところよりも格安だったらどうすんのよ。

とりあえずその場では苦笑いして過ごしたが、この業界にいる以上必ずあとこの方とは数回は会うだろうなと思う。その都度聞かれるかもしれないし、そのとき用の「返し」を事前に用意していた方が良さそうな気がしている。