学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

【PC】Folding@homeを始めてみた

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在宅勤務とかいうものが始まり、始まったはいいけど何をしたらいいのか分からずにいるので原稿書いたり本を読み返したりして過ごそうかと考え中。上からは一応報告書を提出するようにと求められてはいるのだが、なんだかその辺も有耶無耶にされてしまっているのが末端のわたしにもよく分からない。

まあいいや、自分のできることをやっていこうと思う。というわけでFolding@homeに参加してみた。 やり方というか、参加の仕方はこちらを参考に。

foldingathome.org

pc.watch.impress.co.jp

これでちょっとずつだけど、コロナの解析に役立てるかなと思う。こないだ出てきた古いPCも参加させてみようかな。

MSI RADEON RX 5500 XT MECH 4G OC グラフィックスボード VD7157

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  • 発売日: 2019/12/20
  • メディア: Personal Computers
 

グラボを買い換えて成績あがれば一番いいんだけど…(買い換えたくて仕方がない)。

遠隔会議に参加したかったのだが

所属している小さな研究会が昨日Zoomで何人か募って遠隔例会を開いたらしい。

あー参加したかったな、家事真っ最中だったよその時。カレー作ってた。

レトルト カレー 詰め合わせ 保存食 ラーメン インスタント食品 10食セット お吸い物付き

遠隔会議もやはり一人のときじゃないとできないだろうなと思う。カレー作りながら思ったんだけど、冷凍食品が非常に便利で、今のように引きこもる生活のためには常備したいところだ。冷凍野菜とかそういうのは業務スーパーとかで大量に買って使っていくのがしばらくはいいのかもしれない。新鮮な野菜も大事だが、店頭まで買いに行くリスクもあるし、考えることが多くて困ってしまう。平時には思いもしなかったことが次々出てきていて、これからはいろいろリスクを考えていかなアカンなあなんて思っている。

とりあえず、粉とキャベツと卵さえあればそれなりに食べられるものはできるので積極的に利用していきたいところだけど、妻からはブーブー言われそうだなあ…確かにそればかりだとしんどいか。

在宅勤務で本が読めるかと思いきやそういうこともなく、むしろ家の片付けとか家事とかそういうことにばかり時間が費やされていくのはなぜなんだろう。何の役に立つかは分からないけど、赤坂憲雄の『ナウシカ考』を読み、『風の谷のナウシカ(漫画版)』を改めて読みたくなる。

ナウシカ考 風の谷の黙示録

ナウシカ考 風の谷の黙示録

  • 作者:赤坂 憲雄
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 単行本
 

 

実際は読む暇もないけど。時間があるかと思っていたら全くなくて、どうしようかと考え中。せめて仕事場の環境はもう少し改善したいと思う。

【PC】iCloudをファミリー共有するかどうかについて

これ、結構悩むなあと先日から頭を抱えている。

今契約しているプランが2TBプランなのだが、一人で使い切ることはおそらくない。2TBプランにしたのはこれまで撮影してきた写真をバックアップするため。200GBプランでは足りないのだ(約400GBほどある)。なのでファミリー共有にして残ストレージを妻に使ってもらえればいいかなと。

しかし共有するのがストレージ容量だけでなく、購入したAppや音楽、履歴等までも含まれるのでどうしたもんか。お互いのプライバシーを確保したいし、かといって容量の残部は共有したいし。設定で見られなくできるらしいが、気を付けないと大変なことになりそう。あとLINEスタンプ購入の際のお金の請求とかどうなるのか。

せめてストレージだけの共有だけ、という方法を作ってくれればいいのに。もうちょっとうまい具合に使い方を設定できればいいのにかゆいところに手が届かない。うまい使い方ないかな、もうちょっと探してみる。

【PC】タブレットほしい

Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ (第4世代)

kindle fire 7じゃダメなのだ…というか、ペンタブも欲しいなと思っていて、iPad系であればお絵描きしたりいろいろ遊べたりするのかな、ペンタブのようにと淡い期待を持っているわけですがその前に絵心とお金がないの…。

Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 16GB - Newモデル

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  • 発売日: 2019/06/06
  • メディア: エレクトロニクス
 

絵心はどこから手に入るのか。

小学2年生のころまでは写生大会で結構いい賞をもらえたりしていたわけだが、そこが人生のピークであった…悲しい。今からでもちょっとずつ描いたら、ちったあ上達するかなとも思うけど、どうなんだろ。

せめて調査行った時のスケッチは上手に書けるようになりたい。

「2時間で100ページの文書を校正せよ」という指示が来た

うわあ…いやもう、やめてちょうだいよこののどかな春の日に。

 

gakuge-i.hatenablog.com

 

こないだの記事と重なるけど、なんでこう、こうも段取りがあれなのかなわが職場の上の方は。やれないこともないけど、絶対ぬけが起きるし、最低2回は全体を通して見ないと絶対間違いが起きる。というかもう間違いが起きてるからどうしようもないのだけど。

あー似たような経験を過去に何回かやったなあ…写真やら原稿やら持ち寄って本を作った時もこういうことになって、執筆者の一人から怒鳴られたな。懐かしい。あの人元気なんかな今も。

結局、それもこれも上が「私たちがやらせてあげてるのよ」感が半端なくて、なんかもうめんどくさい感じなので適当に流して返した。愛想も何もないので。ほんと。

 

愛想が尽きつつある

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複数人にまたがって仕上げた企画書をまとめる作業を上の方が担当していて、実際出来上がったものを最終確認せよという指示のもと確認したら「どうしてこうなった」ばかりで大変なことになっている。というかこれほんとに提出できるのかこれ、と頭抱えたくなるレベル。まだ学部生・院生の書いたものの方ができがいい。

そりゃ複数人で書いてるのをくっつけたら表記の揺れとか書き方とかそういうのが全部違ってくるよな。それをどうにか統一するのが上の仕事のはずなんだけど、それをやらずに、最低限合わせた程度で「できました!」となっているのが今の状態。

で、確認であちこち見て行ったら数字が違うところとか、漢字の使い方がおかしいところとか、こっちは漢字表記なのにそっちはひらがな表記になっている語とか(「いただきます」と「頂きます」とか、「いきます」と「行きます」とか)。

こういうのは編集者の力量がかなり重要で、編集者を置かないのであればもう少数精鋭とか一人二人に絞って書くのが間違いないはずなんだけど、「みんなでやりましょう!」という謎の一体感を求められたうえに、「わたしたちは残業して頑張っている(からお前らも残業しろ)」というような態度だから非常に困る。

だいたい、現場のこと知らないし知る気もありませんけどわたしたちの方が上の立場にいるんですよ感バリバリ出しているから、現場のわれわれとしてはやる気もへったくれもないよね。定期的に現場に来て展覧会の様子を見てくれる人であればまだしも、そういうのすらない癖になあ。最初の担当者が熱意ある方だっただけに非常に残念でしかない。

まあ、もう、愛想は尽きつつあるので。愛着とかそういうのもなくなってきてしまった。そろそろ自身の身の振り方を考えといた方がいいかなと一人思う。

「誰も見ないよ」

トーハクや写真美術館をはじめ、各地の博物館美術館がオンラインコンテンツを急に拡充しはじめていて、どの館のコンテンツが見ていて楽しいか、とか、展示とWebとの関係性は、とかそういうのを考えている。


三田研究員が語る、特集「おひなさまと日本の人形」

やはり自分とこに収蔵品を抱えているところは強いな。勤務館もちゃんと収蔵品はあるが、積極的な公開とかそういうのは考えてないみたいだし、「誰も見ないよ」のひとことだけだった。

おいおい。

公開することに意義があるんでしょうが。

このムーブメントに乗ってチャンネル開設して見てもらえれば、収束した時期に「そういや、見に行って見ようかな」何てなるじゃないか、なんでそんな消極的なんだ、意味が分からんぞと一人息巻いてる。

誰も見ないよ。かあ。そういう発想って博物館的に致命的だよなあ。博覧会というか見世物のそれに近いのを博物館の人間が思ってるのってどうなんだろ。

ともかく、すっかり萎えてしまったのでもういいや。

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館

  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本