学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

誤字脱字

気持ちよくキーボードをたたいているときにおこりやすい現象。

今日もそれやっちゃったよしかもそれを気づかないまま監修元に「確認お願いします」なんて送信しちゃったもんだから恥ずかしいったらありゃしない。監修元から冷静に「誤字脱字ですよ」指摘メールがきてつらい

慌てて再確認したんだけど、自分で書いたものを自分で見るのってやっぱりダメだよね、ほかの人に見てもらわなきゃ。結局、その分の時間がかかるんだよね。もうちょっと手際よくやらなきゃだめだな、ほんと。

新しいキーボード買ってもらおうかなあ…。

ワークショップ大失敗

ここのところ大失敗とかそんなことなくやってきたワークショップなのですが、やはり落とし穴は必ずあるもの。9日開催のワークショップで大失敗をしました。つらい。

こうなってしまった原因は自分の勉強不足もあるんだけど、時間不足とかそういうのもある。計画性のなさも手伝って、結局最後の最後は力技でやってしまって、それがまずい方向に転がっていくという「いつもの」パターン。

参加者にコメントしてもらってようやく進める、みたいな感じだったけど本来ならこっちで全部仕切りしなきゃダメなんだよね。まだまだだったわ。

ただ、参加者と話しているうちに面白そうなアイデアも出てきたのでその部分は評価したいと思います。自分で言っちゃ意味ないけど。

あーワークショップ関係の勉強会とか参加してえなあ

美術教育の理論と実践

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なーんか、ちがうんだよねー

紹介用記事の原稿を書いては消し書いては消し、を繰り返してるんだけど「なーんか、ちがうんだよねー」としっくりこなくてうんざりしている。

対象に対してのアプローチの仕方が適切なのかわからなくて、距離感がつかめない。んー年々こういうのが増えてきて嫌になる。いかに自分が本を読んでいないかがわかってしまうから。

ホントに本を読まなくなってしまった。語彙力も下がった気がする。いけないなあと思いながらも、時間をつぶしてまで本を読む体力がもうないことに愕然とする。

1か月の無職時代をもっと有効に使えばよかった。職が決まったのはよかったけど、もちょっと勉強したかった。今から言っても意味ないけど。 

本を読む本 (講談社学術文庫)

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シドミード展もあるのか!!

sydmead.skyfall.me

東京の方で、だけど。シドミード展が開催されるとのこと。

うおおお。

富野展、シドミード展、そして∀ガンダムから20年。

今年何かあるんじゃないか!?あってほしいぞ(ボックスの再販とか新規リマスターとか新訳 劇場版「∀ガンダム 地球光・月光蝶」とか)。

ちょっと期待している自分がいます期待してもいいよね!? 

MEAD GUNDAM [復刻版]

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シド・ミード ムービーアート THE MOVIE ART OF SYD MEAD

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やること多いな

展覧会が一つ終わったと思ったらもう次の展覧会がやってくるというわけでその準備でバタバタしている。4月スタートなんだけど、チラシとか広報物のことを考えたら動かないといけないわけで。

つい最近まで校正やってて、ようやくデータが完成して、という状態。印刷はうんまだ見積もりの段階なんだよデザイナーさんに頑張ってもらったけど、そっちの方が遅れ気味で非常に申し訳ない

加えて、新聞記事用原稿の執筆とかそういうのもあるし、週末の研究会用の資料も作らなあかんし、彼女と映画デートの約束もあるしで今週もバタバタしている。自分の時間がほしいと思う今日この頃。

博物館と入館料、のメモ。

anond.hatelabo.jp

博物館法では、公立館は原則無料がうたわれてるんだけど、「但し、博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができる。」っていう但し書きがある(第二十三条)。

elaws.e-gov.go.jp

これに対して梅棹忠夫が何だったかな、何かの対談で何か言っていたような気がする。ほんとは無料にしたいけど、無料にしたらふさわしくない人たちがやってくる、居座ってしまう、みたいなニュアンスだったように記憶している(記憶違いかもしれないのでこの辺また探して読み返す)。

知的市民と博物館―梅棹忠夫対談集

知的市民と博物館―梅棹忠夫対談集

 

図書館なんかでも議論にあがるやつ。ホームレスとかそういう人たちが来るから無料は止めて欲しいとかそういうの。いやいや、そういう方たちこそ図書館や博物館といった公共施設を使って現状から社会復帰(という表現が正しいかは別として)を目指すこともあり得るわけだし、というかそういう「誰が使うか」を公立の立場がやっていいのか。それを考えていったら、当然低所得者層に対しても何らかの措置があってもいいと思うんだけど、何かそういうのすっぽ抜けてて、最近だとむしろ入館者収入を上げろとかそういうの言われるしさあ。「文化でも金を稼げ!」的な世の中だから、お金がない人間には厳しい世の中になりそうだよ。というかもうなってるよ。実際わたしも低所得者だよ、年収300万ないよ。

…何だっけ、途中から愚痴になっちゃった。博物館ギョーカイでももっと議論してもいいんじゃないのかなこの視点。すでに議論されてるのかもしれないけど(それだったら不勉強すぎるなあ自分)。

メモとして記録しとく。