学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

ミーティングだらけ

ようやく担当した展覧会が終わる…のでこれから多少は楽になるかなと思いきや、もう次の事業のことで走り出している。今日もミーティングで半日が無くなり、その間にも観覧者からの質問が来るので展示室に走り…を繰り返していた。

もうわけがわからないよ。

何が決まって何が決まらなかったかを把握する前にミーティング終了。会期末にバタバタしながらのミーティングを開催するのもよろしくない。これではダメだと反省。とはいえ、やるタイミングもなかったし、どうしようもない部分もある…と自己弁護。ああ。

疲れた。

嫌われ者

どうやら、監視員に嫌われたらしい。

こないだのイベントごとでうまい具合に人間の誘導をできず、現場各所に負担がかかってしまった結果だから当然か。こちらの見込みよりはるかに多くの客が入ってしまい、それにうまく対応できなかったわたしのミスである。

というか、当日の流れや動きを事前に机上で確認しておけばよかった。

そんなわけで、疲弊した監視員から嫌われ、以前よりも口をきいてもらえなくなってしまった。自らまいた種だとはいえ、正直しんどい。『ミュージアムの女』シリーズのような関係性が築けたら、と理想を挙げても仕方ないが、あそこまで出来たらいいなと思う。

信頼回復するには時間がかかるだろうな、針の筵で凹んでしまうわ…。

【PC】3DMark 懐かしのデモ映像

www.youtube.com

昔あったんだよ、ベンチマークソフトで。

今もあるかもしれないけどあれ会員専用とかになったんだっけ、確か。そのくらい以前の記憶で止まっています。

あのベンチマークが動くPCを作りたい、組み立てたいっていうのでAthlon 900MhzSocket A)とかRadeon LEに換装したんだっけ懐かしいなあ。中学生くらいの頃か。すでにそのころからAMD派の人間だったのだ

ただ、だんだんベンチマークが動く要求スペックが向上するにつれて簡単にマシンを構築することもできなくなって、結局どういうデモが入ってたのかが分からないまま、ていうのが増えてきてしまい、途中でMacに乗り換えた時期もあったのでいつのまにか遠い存在になってしまった。YouTube上で全デモが見られるのはありがたいなあ。何より懐かしいし。

 今はもっとすごいのかな、グラボを換装して試してみたいなあ…。

連携企画をしているけれど…

近隣館とコラボというか連携というか、まあとにかくそういうのをやっています。

最近、というかここ20年間ぐらい言われ続けてるような、そういう事業をようやく勤務館でも始めたというわけ。それだけでもエポックな出来事だと自負してるけれど、ここにきて大きな問題が一つ。連携先の館に気軽に行けないのです…担当者が協力館に顔を出せないという。

悲しい。

相手館が何やってるのか、どんな展示なのかわからないのはよろしくない。聞かれたときに答えられないのはよくないのになあ。

休みの時に行こうかと思ったら、先方も休館日だったりするから結果的に見られない状態が続いている…どうしたらいいものかなあ。仕事の時間に行きたいけど難しそうだし。

困った。

飛び込み取材はちょっと困る

でも受けなきゃダメなんだよな

飛び込む側はさほど準備してなくても、とりあえず「5W1H」の原則の質問できればいいから気楽だよねーなんて思ったけど、逆に考えたらそれだけ回答用意しとけばいいのかもしれない。

ともかく、飛び込んできたテレビ取材(収録)に対してどうにかこうにか答えて放送日を聞いたら月末。こないだのラジオ取材はようやく終わったみたい(放送日に聞けなかった)。うーんタイミング的にどちらも微妙。

がんばってもこういうことあるからな、割に合わないんだよな

インタビューの教科書

インタビューの教科書

  • 作者:原 正紀
  • 出版社/メーカー: 同友館
  • 発売日: 2010/11/01
  • メディア: 単行本
 

 

人の展示をめちゃくちゃにするな

なんというかね、展覧会ひとつひとつって学芸員があれこれ考えて、見せ方とか空間の構成とか決めていって世界観的なものを作るんだけど、それを全く理解しなくて台無しにしていく人たちがたまに出てくるのね、身内からね。意見と称して自分のやりたいことを押し付けてくるとかね、そういうの。

何だろうね、展示に関する責任は学芸員に任せてほしいのにね。

はい、いろいろ書きたいけど書けないのでこの辺で。今の気持ちは表題の通りです。でも「雇われ学芸員」だからね、紙切れ一枚で飛ばされたり首にされるところだから従うしかないんだよね。

あーあ。しんどいわあ。

「獅子身中の虫」案件が間近にあるとビビるよね

タイトルの通りで、いやまさかねっていう案件が出てきて、何という可動したらいいかビビってる。自分がその被害に直接遭ってはいないから何ともなんだけど、なんていうか、やるならもっと堂々とやれよって感じはする。

うんうまく言えないけどね

あーあれです。0083のシーマ様みたいに「他人から何といわれようと私はこれをやり遂げるんだ!」的な矜持も無いし、後々どうなるかも考えずに突っ走ったなこれ的なのが透けて見えるのでいろいろもにょってしまう。

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こういうのにであう度に「晩節は汚さないようにしよう」と強く思う。

ほんとにね、仕事にしろ人生にしろ人間最後が肝心だな。