学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

今日も今日とて雑芸員

学芸員になるには (なるにはBOOKS)

(わたしもなり方を知りたい…)

 

学芸員ではなく、やはり自分は雑芸員なのだろう。今日は今日で荷物運びの仕事。男手が少ない職場になのでわたしが貴重らしく(使いやすいらしい、が本当だろうけど)、だいたい何かしらのものを運び出すときは動員されることになっている。

そういう時の仕事はだいたいすぐに片付かないものばかりで、2時間は軽く拘束される。

結局今日も13時に作業開始で終わってひと段落ついたのが15時だった。その間休憩なし。別にどうってことはないんだけれどさあ、なんかいいように使われるだけ使われてあと何もないってのはどうもねえよその部署からのヘルプ要請だっただけに、「何もないんかい!」的なツッコミ入れたくてもできないし、で、非常に不満だけがたまっていくような感じ。どうしようもないわけだけどね。

で、その1時間後に今度は「元の場所に片付けるから」手伝ってほしいのだという。出したものの半分以上は時間的猶予がなく見られなかったらしい。段取りちゃんとやってから作業しようよとのど元まで出かかったけど言っても無駄なのでやめた。この数年で諦念力がさらに強化されたように思う。

できないことをいうもんじゃない、のはわかってるけれど

やはり何かしら言いたくなってしまう。

例の連携会議のこと。

gakuge-i.hatenablog.com

 現状、みんなの態度が「金の切れ目が縁の切れ目」になっているのがどうも納得できなくて、忙しい合間を縫って皆せっかく集まってるんだから、そういうのもったいないから、今後とも何かしらの形でのつながりがほしいよねーとは思うし、そういうことを発言したくなる。

でもそういうことをいうと、必ず「じゃあお前が音頭取りやれよ」とか言われるわけだ。やってもいいけど、自分が事務局とかをやるとめちゃくちゃになってしまう過去の経験があるので素直に「よっしゃ!やったるわ!」と言い切れない。

なんかなあ、不満だけがたらたらたまっていくのすごく嫌。もう少し生産的なやり取りみたいなのがしたいんだけどなあ

次年度講座の計画を作った

こないだのつづき。

gakuge-i.hatenablog.com

ああどうにか提出できたぞ

次年度は写真関係1本に絞ることにした。今年が4分野くらい手を広げすぎたからねえ。おかげで10月はほとんど死んでたし。

ただまあ、自分の研究分野と重なるようで重ならない部分が多い気がするので今から勉強しとかないといろいろまずいのは明確。しかも内容がちょっと難しいかもしれないたぶん人集まらない大学生向けなのかもしれないがそれでも難しいかもこれをどうかみ砕いてわかりやすく説明するか。

また頭抱える日々がやってきそうだわ。

ツールが増えれば仕事ができるようになる!

と思ってた時期がわたしにもありました。

あれだね、「使うだろう」とか「使ったら便利になりそう」というものは買っても使わないし、使えないし、仕事ができるようにならない。ゴミが増えるだけ。

なので、「こういう風な仕事をしたいので、このツールが必要で、どう使ったら便利になるのか」までを考えて買わないとダメだわ。お金も無駄になっちゃうし。そういうことに今頃気づいた今日この頃。

部屋の片付けしてたらいろいろ出てきたもんで書きました。

常勤(フルタイム勤務)で任期付き、という募集要項

こんな募集要項を見つけてしまった。
バカみたいな雇用条件なんだけど、これ誰が応募すんのかね。

 

・任期は5年

・待遇は正規職員(給与も同等)

・任期終了後の延長は再任用試験を受験、合格すれば可能

…これはあれか、応募するなってことなのかな?責任とかもおそらく正規職員と同じになるんだろうけど、任期付き職員に対してそこまでやらせるのってどうなのよ。

 

なんだかすごく足元見られてるなーって思った。


「31年度トライやる」受け入れとかそういうの

早いものでもう平成31年度のトライやる受け入れとかそういうのがぼちぼち始まりつつある。次年度の元号が何になるかはさておき、とにかく締め切りが近いので今年度の反省もふまえてあれこれ記入して、あとは上層部の確認をとるだけ。

一応公的機関に属するので男女の比とかそういうのは書かない方針だが、心情的には男女同数もしくは女子生徒は入れてほしい。理由はこないだも書いたけど、男子生徒だけだとすぐにだらける。

gakuge-i.hatenablog.com

あれなんでなんだろうな。こちら側のコントロール力不足もあるんだけど、やはりあの年頃だと女子生徒の方が大人っぽい。男子も真面目になるから結構見てて面白かったりする。

まあそれはともかく、この申し込みが始まったら半年後にはまたトライやるをやらなきゃならない。次年度は別の人にお願いしたいけれど、お鉢が回ってくるだろうなあ。

次年度の講座を考えろ、だって

上の方から降ってきた話。まだ今年終わっていないんだけれども。

今年行った講座を次年度もやるらしいんだけど、その時期とネタを考えておくように、だってさ。正直なところネタが微妙に乏しいので今年度もかなり厳しい戦いを強いられたわけだが、おそらく次年度も厳しい戦いになるだろうなあと。

さてどうしよう。

次は回数減らして同一テーマでじっくりやるのもいいかもなーと考え中。ただ、一番の問題はネタが…その…なくて。

気軽にネタ探しが出来る環境なら、すぐにでも外に出て調査とかするんだけど…そういうわけにもいかないしなあ。ここら辺が非常に難しいところ。自分の研究をベースにいろいろ出来れば一番なんだが、それができない感じなので…。

来月の早い段階で提出しなきゃならないから、割と考えている時間がない。またのたうち回る日々になりそう。ああどうしようどうしよう。