学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

「他人が関わるとやる気無くす」症候群について

へそ曲がりだと自分でも思うんだけど、今まさにそれでひとつ止めてる仕事がある。

ミニコミ誌を作るみたいな感じでやってたんだけど、わたしひとりで作っていた時はやる気あったんだけど、職場の人全員で進めようとなった瞬間に、急速に自分の中でやる気が無くなった感があって、それでちょっと今後の方針とかどうしようかなと思っているところ。正直、そういう触り方をするのであれば最初から関わってほしかったし、何ならもっと早く動いてほしかったんだけど、だいぶ後から「ここはこうしときましたから」みたいなことを言われちゃうと、かなりやる気無くす感じ。

ああ、これもこの人の成果になるんだろうなあって。

そう考えたら急速にバカバカしくなってしまって、正直なところこの発行から手を引こうとかとすら思う。まだ誰にも言ってないけど。なんせ、自分がやりたいことをそのままできていたのに、それを思い切り疎外したあげく、ああしろこうしろというのはもうわたしのやりたかった、作りたかったものじゃないよねーって感じで。

第1号のときからすでにそんな感じだったので、何というかもうぼちぼち廃刊しようかとすら思っている。

一番の問題は、そういう愚痴をどこで吐けばいいかっていう話だな。こういうところに書いてないで。

あとね、今回はミニコミ誌みたいなものだったけど、それ以外もちょこちょこそういうのがあって。自分のやっていることを横からあれやれこれやれって言われると、やっぱりちょっとやる気無くすというか、だったらご自身でどうぞっていう気持ちになってしまう。建設的なアドバイスなら聞くけど、どうもそうじゃない指示みたいなのが多いから何かモヤモヤしてんだよね…

そういう自分にもしんどいなって…。

そんなわけで今日はビミョーに不機嫌でした。機嫌良く生きたいものだわ。