学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

画材屋さんに初めて行く

福井金属工芸 パワーワイヤー自在 径1.2mm×長さ70cm オールホワイト ポスター 額縁 絵画展示 1802-WW

次の展示の仕事に使う道具で、どうしても必要な「展示フック」がストックに無かったので、職場近くの画材屋さんに行ってきた。

こういうやつ。

何気に初めてであるし、もしかしたら人生でも初めてかもしれない。美術とかそういう描く方・作る方とはちょっと縁が遠かったもので。

入ると色々面白かった。文房具屋の雰囲気に近かったけど、絵の具の種類も数も多いし、紙の種類なんか壁一面を埋めるような形で置いてあったりで、何もかも初めて見るものばかりで楽しかった。これはたまに来てもいいかもしれない。家に飾る用の印刷版の絵画やポスター類もあったりで、見て飽きないものばかりだった。

肝心のフックはちょっと見当たらないが、型番とかがわかれば対応できるというのでメーカーさんの名前を教えてもらって早速探すことにした。こういう細かいけどよくわからない情報っていうのを持っているから実店舗というのは侮れないなあ。ネット検索だと堂々巡りだったもん。それで、お店に探しに行ったというわけだったし。

フックを探していたら額のオーダーをするところの女性を見かけたんだけど、自分で作品作っていてそれを額に入れて飾りたいという話が聞こえてきた。ほー、この店はそういうのも対応できるのか。すげえなあ。わたしの手元にあるようなポスターとかも言えば額を作ってもらえるかもしれないなあ。予算次第だけどちょっと考えてみようかな。

今後も行くのが楽しみな場所ができた。また行ってみよう。