学芸員という生き物について

博物館で生業を立ててる人のはなし。

資料出すの?ひとりで?ってやってたらやっぱり腰が砕けた

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学芸員ってだいたい腰痛持ちが多いらしいんだけど、ご多分に漏れずわたしもそうだったりする。地味に腰痛持ち。というか今も痛い感じ。

あのーガンダムで例えるとね、コアファイターがドッキングしているような場所?Bパーツの方の。あの辺がどうも痛いのよね…体の中に断層があるイメージ、といった方が伝わりやすいかもしれない。

伝わるかなこれ。

 

ま、いいや。

 

ともかく、その腰の療養のために整体行ったり温泉でほぐしたりといろいろやったわけなんだけど、あんまり改善されなかった。一番効いたのはサロンパスを貼ることだったのは可笑しくて笑えってしまった。あれ、やっぱり最強なんだよ。

そういう状況で、だましだまししながら仕事してるんだけど、だいたい週に1回から2回程度資料を収蔵庫から出す作業があったりする。普通はふたり一組とかそういうセットで作業するのがいいのだろうけど、基本的に学芸員って「ひとりでやった方が早い」とかいう謎の信念があるケースが多いから、ついひとりでやってしまいがち。そういうときに限って大物資料を出さなきゃならなかったり。当然ながら腰が砕ける。せっかく調子よく来ていたのにまたダメになる。

コルセットを巻いて作業していたこともあったけど、あれは一時的なものだなとよく分かった。たしかに作業時は問題無いのだが、終わった後に急にくる可能性の方が高い。おまけに腰骨に当たってかなり痛かった。だから次第に使わなくなってしまった。

整体の人には「プランクして腹筋鍛えましょう」みたいなことを言われてたし、今も継続しているけど、良くなった感覚がない。ほんとに腹筋鍛えてんのかな。

今週も昨日から今日にかけて大物が入った箱をひとりで棚から出して机に置く、という作業の繰り返しをしていた。ただでさえガタガタなのに、この状況ではさらにガタが来そうだ。

手伝って欲しいけど、手伝うのにまず人にお願いしてスケジュール調整してもらうところから始めなきゃならないからかなり時間がかかるし、それに来てもらえなかったら作業できないことになる。

…そういう状況ならもうひとりでやった方がいい、ってなるよね?

でもわたしの腰が犠牲になるわけだよ。ワハハ。

とりあえず今週の作業はもう終わったけど、金曜から別件で今度は東京を歩かなきゃならない。歩けるのかなこの状態で。途中で腰がかなり砕けるかもしれないなだったらまだ資料管理の方がよかったかな。とりあえずサロンパスは持って行こうと思うし、足りなかったら買いたそう。そうしよう。