こないだ展覧会の設営風景をずーっと定点で動画撮影していたんだけど、これがまあ後から見返してみるとものすごくつまらない。つまらないというか面白くないんだよね。現場にいたわたしとしては、作業中はいつも面白いし、もっと作業したいなと思う時があるんだけど、動画で見返してみるとまあ単調で面白くなくて、なんだこの作業、絶対やりたくねえなとか思ってしまった。当事者であることと、客観的という視点で見える風景は全然違うんだなと。
なんだろ、文化人類学のゼミの時間を思い出すな。
それで、これをアーカイブ資料として残していく必要があるのでとりあえず撮って出しを作ろうと思うんだけど、これがまあ何というか大丈夫かな、ほんとに必要かなとすら思えてしまう。だってよう、1日あたりの記録時間が約5時間でそれが4日間あるんだぜ。都合20時間分の定点がある。NHKの72時間に比べると少ないが、しかしそれでもそれなりにデータ量はある。これを単に繋いだだけの映像を出力して、それからまた編集して数分間分のものを作ってとかなると時間いくらあっても足りないなあなんて思うワケで。だからテレビのドキュメンタリー番組とかの編集ってすげえんだなあって思う。自分でやってみて分かるよそれ。というか、同様にYouTuberの人たちも撮って編集しての繰り返しを根気よくやってるんだよね。んでそれを週の決まった日にアップしているとか。それはすごいなと思う。
で、これどうしようかなあって。M2詰んだMacBookProでも普通に1本2時間くらいかかるからその間他の作業できなくなる。一度Macから出力して、残りはWindowsで繋ぎなおしたり編集したりで出力した方が早いかなあ。Windowsで使ってるPOWERDirectorが旧式だけどCUDAに対応しているので、それ使った方が出力早くなるといいんだけどどうなんだろうな。あんまり変わらなかったりして。
ちなみに、いろんな仕事をしてためてきた「定点」撮影の動画ソースがそれなりにあるんだけど、これらもいい加減編集とか加工とかしなきゃなと思いつつその時間が取れずにいる。片手までできれば一番いいのだがそういうワケにもいかないし。
どうしようかな。考えてる間にもソースは溜まっていく。